相談:
(39歳 男性)
ご相談したいのは、今年で66歳になる私の母のことについてなのですが、去る5月18日に入院いたしました。
当初は、体が痒く、黄疸が見られるということで検査してもらったのですが(○○病院△△医師)、結果、腫瘍による胆管閉塞で、緊急措置として、直接肝臓に管を通して胆汁を抜き取るということでした。
その日の説明では、『胆石もしくは腫瘍によるものと見られる。悪性の腫瘍である場合、手術が無理か困難である場合もある。また、閉塞の原因が膵臓ガンである場合には、かなり深刻な事態も予想される。手術が可能である状態であれば望みが持たれるが。』とのことでした。
その後、さっそく検査に入り、5月30日の検査結果による診断では、『膵臓ガンである。胆管と膵管の間にとぎれが見られ、この両域に腫瘍が共存していると思われる。悪性のものかどうかは、手術によって確認してみなければわからないが、現在のところ肝臓など、他領域への転移は見られない。重要な血管に腫瘍が付いていた場合は、大きな手術になると思われる。この手術は基本的には完全に取り除ける。普通は十二指腸もとることになるだろう。この病院(○○病院)では手術できないので、□□大学医学部付属病院で手術をする手筈をとる。その後一ヶ月ほどの入院期間を経て、○○病院への通院治療となるだろう』とのことでした。
今後の予定としては、約一週間後に転院ということになるらしく、その前の3日(日)に夜間当直医の△△医師に、またお話しいただく予定になっております。以上のような状況で、ご相談いたしたいことは…
(1)予想される病状の程度
(2)術後の治癒の見通し
(3)類似する事例と比較した見通し
など、考えられるケースとしてのアドバイスを頂ければたいへん参考になります。私の知っている範囲の状況は、できるだけ話されたとおりに詳しく書いたつもりでおりますが、判断材料として不足の点がありましたらご指摘ください。
息子として、大変心配しております。ぜひ、アドバイスや何らかの情報、もしくは医師としてのコメントなどいただければ大変助かります。どうかよろしくお願い申し上げます。
ご心配のご様子、お察し申し上げます。しかし、インターネットでの医療相談では得られる情報が少なく、しかも個々の症例によっていろんな因子が関与するので、病状の経過を細かく予想するのは困難です。一般的な範囲でお答えします。
(1)予想される病状の程度
黄疸で発症し、治癒できた膵癌もあります。また、逆に黄疸で発症しても、手術で切除できなかった膵癌もあります。術前にその後の病状の経過を明確に予言するのは膵癌の場合なかなか困難です。手術の結果に大きく左右されると思います。
(2)術後の治癒の見通し
(3)類似する事例と比較した見通し
前述の理由でなかなか予想するのは困難です。しかし、膵癌は手術で切除できる率も高くはなく、切除できても、再発などの可能性は高く、現時点では楽観視できない疾患であるということは間違いありません。