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途中で他の歯医者に移ってはいけませんか?

相談:
40歳になり、歯周病のことをテレビで見て怖くなり、さっそく歯医者さんをさがし、長く面倒をみてもらおうと思い、近所で評判のいい歯科に行きました。X線検査の結果、驚いたことに歯を4本も抜かなければいけないと言われてしまいました。いきなりそう言われても患者としては狼狽するばかりです。そこの歯医者さんは、患者さんも多くて忙しそうなせいか、あまり親身ではなさそうでしたし、納得のいくような説明も十分でなく、まだ抜きたくもない一心で、ほかの歯医者に行こうと思います。いけませんか?
回答:歯科・口腔インプラント科 教授 沼田 尚文
「外科医は切りたがり、内科医は切らずになおしたがる」と言います。歯科医の中にも、わるい歯はさっさと抜く歯科医と、ぎりぎりまで残そうとする歯科医がいて、どちらがいいかは一概には言い切れないのです。ですから、あなたの歯は本当に抜かなければいけないのかどうか。セカンド・オピニオン(別の医師の意見)を求めることは、今かかっている医師に失礼ではありません。

しかし黙ってほかの歯科に行くのではなく事前にその旨を告げて転医すべきです。そうすれば今の担当医もなぜあなたが転医するのか、つまり自分の至らなさや説明不足を反省することができます。黙って転医したら担当医は理由もわからず、あなたをいい加減な患者だと思うだけです。

「大事な歯なので、ほかの先生にも意見を聞いてみたい。そこでも抜かなければいけないと言われたらあきらめて、また先生にお願いします」といいましょう。もはやセカンドドクターの意見を求めることは常識になりつつあります。納得しないまま、あるいは疑念をいだいたまま治療を受けるのはぜひやめてください。
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