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高温相がなく、無排卵と言われました。

相談: (28歳 女性)
半年前から基礎体温で低温相が続き、高温相がありません。病院で検査したところ、無排卵と言われました。検査結果はLH血清が31、FSHが5.8でした。

24歳の時に人工妊娠中絶をしましたが、その時のことが原因で無排卵になったのでしょうか?今すぐは妊娠は望まないのですが、あと1,2年の間には結婚を考えています。病院の先生には今すぐ産まないのなら、このまま様子を見て妊娠を望む時に排卵を誘発させるといわれましたが、このまま何もせず様子をみて、手遅れになったりしませんか?
回答:女性の性と健康科 教授 菅 睦雄
無排卵と医師から告げられたようですが、月経様出血はあるのでしょうか?もしあるのなら無排卵周期症といいますし、なければ無月経症といえますね。無排卵周期症と無月経とは明らかに異なってきますよね。これは排卵障害の程度差を表します。また、対処の仕方も異なってきます。

そして下垂体からのゴナドトロピン値からみましてLHの値の方が高いですね。これは多嚢胞卵巣症候群という可能性を示唆していますし、医師の診察を受けられたときに、その点のことは何か指摘されませんでしたでしょうか?おそらく超音波で卵巣所見をみていると思われるのですが、如何でしょう。

その障害の程度がよくわかりかねますので的確な表現はできませんが、そのまま様子をみる方法、低用量ピルなどのホルモン量の少ないホルモン配合剤で子宮内膜の反応を起こしながら様子をみる方法、ホルモン量をもう少し多くしたカウフマン療法で様子をみる方法などが考えられます。後者の二つの方法は脳下垂体を抑制しますのでLHの値も下がってきますし、これを3-4周期続けた後に服用を止めて排卵が起きるか否かの様子をみます。排卵が起きてこないようでしたら、年に2-3回ほど内服の排卵誘発剤を用いて排卵が起きるか否かを確認します。卵巣と子宮の反応性をみていきながらのフォローが宜しいのではと考えます。
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