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高プロラクチン血症の治療中ですが妊娠しません。

相談: (34歳 女性)
2002年8月末に検診で高プロラクチン血症と言われました。血液検査の結果はプロラクチン8、LH41,FSH99というものでした。その後、プレマリンとプロペラという薬を処方してもらい、現在まで服用を続けています。服薬しはじめてから、月経はおこるようになり、LHは10〜16、FSHは30〜50となっています。数値は下がったとはいえ、1年半たった今もFSHは高いままです。基礎体温も、2相性とは言いがたい状態です。

今まで2回ほど排卵誘発剤も処方してもらいましたが、あまり変化はみられませんでした。妊娠を希望していますが、治療を始めてからは1年半をすぎたものの、結婚してまだ1年足らずのため、ドクターも不妊とはいえないので、あせらないでと言われました。

生理周期からみての排卵日と予想される日に性交をするようにしていますが、実際にFSHが閉経後のような高値で、排卵もあるやらないやらで、不安です。長くなりまとまりませんが、現在の状態で妊娠は可能なのかどうかを知りたいです。また、不妊症とはいえないまでも、高プロラクチン血症という診断のもと、排卵の有無や卵巣の状態などを保健適応で調べてもらうことは可能なのでしょうか。毎月、病院へ行っても、薬を処方されるだけで、特に診察もないので(問診のみ)不安です。一般にどのような検査や診察が受けられるのでしょうか。よろしくお願いします。
回答:女性の性と健康科 教授 菅 睦雄
検査結果のプロラクチン値8と言うのは正常範囲内と解釈もされるのですが、実質的にはどうだったのでしょうか?それとも潜在性高プロラクチン血症とでも診断されたのでしょうか?たしかにLH値の41mIU/mlとFSH値99mIU/mlは異常高値を示しております。この値から推察するなら卵巣機能不全による排卵障害ではないのかと思われるのですが・・・。通常、高プロラクチン血症であれば、プロラクチン値を下げるために「パーロデル」や「テルロン」といった薬剤を投与するのが、一般的な考え方になっているようなのです。

LH、FSH値の高い状態では、そのホルモン環境を是正すべく、プレマリンとプロベラといった卵胞・黄体ホルモン剤を投与するというカウフマン療法を行い、様子をみるのが一般的のようです。基礎体温も2相性とは言いがたい状態で、2回ほど排卵誘発剤の処方を受けて変化がなかったという点からも考えまして、また、排卵があるやらないやらで不安だということを、医師に伝え、先ずは、排卵の確認と黄体の機能をチェックしていただくようにされては如何でしょう。挙児を希望されているのなら卵巣中の卵胞の発育状況など超音波所見で追えるはずですし保険適応も可能と思われるのですが、不妊治療と捉えてこれからの診察を進めていかれるようにされては如何でしょう?
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