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動悸・頻脈があり体重が半月で1.5Kg減少しました。

相談: (41歳 男性)
動悸・頻脈と体重減少が半月で1.5Kgあり、血液検査を受けたところ、TSH 0.59、Free T4 1.52、Free T3 3.7という結果であり、正常値であるが、今後甲状腺亢進症になるかもしれないと言われました。現在の症状とは無関係なのでしょうか?また今後亢進症になるのでしょうか?生活についてはどんなところに気をつければよいのでしょうか?宜しくお願いいたします。
回答:甲状腺科 教授 宮下 和也
記載された検査値から判断する限り、甲状腺機能は正常範囲ですので、動悸・頻脈と体重減少の症状を説明することは困難です。また、バセドウ病による甲状腺機能亢進症の可能性は全くないとは言えませんが、検査が不十分です。

バセドウ病の診断を確定するためには、甲状腺ホルモン過剰でTSH低値であることに加えて、甲状腺エコーでび慢性甲状腺腫(全体が同じように甲状腺が腫大している)であること、TSHレセプター抗体TRAb または 甲状腺刺激抗体TSAbが陽性であることを確認する必要があります。

TRAb・TSAbが陰性の場合には、放射性ヨードを用いて、甲状腺へのヨードの取り込み状態を把握する検査(甲状腺シンチグラフィー、ヨード摂取率測定)を行い、全体にヨードの取り込みが高いことを確認する必要があります。

現在の病状は、甲状腺とは無関係の可能性が高いと思われます。糖尿病や心疾患などの可能性が疑われますので、それらの点に関して精査をお受けになる方が良いでしょう。
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