相談:
(27歳 女性)
はじめまして。68歳の父親のことで相談致します。昨日、右手を怪我しました。針金を使っていて、その針金が親指の付け根に突き刺さったのです。父は化膿性ではないのですが、時間が経つにつれ手首周辺が赤く腫れてきたので心配になり、今日外科で診察してもらいました。父親一人で診察に行った為、詳細はわからないのですが、クラビット錠、ダーゼン、ガスロン錠を処方され、臀部に注射をしてもらったそうです。一ヵ月後・一年後に、再度注射するように言われたとのことでした。
実際に、診察に立ち会っていないのでわからないのですが、この注射は破傷風の予防接種のように思うのですが。怪我をした時点での予防接種は意味があるものなのでしょうか?破傷風は、致死性が高いため心配しています。また、子犬を飼っており、父親がよくあまがみされています。大きな傷はないのですが、昨日の怪我もあり心配です。今は、処方された薬を服用し、怪我部位を消毒して経過をみるしかないのでしょうか?お忙しいとは思いますが、よろしくお願い致します。
破傷風の注射には2種類あります。ひとつは予防注射であり、子供さんがされているもので、もう一つは抗毒素注射といわれるもので、毒素をやっつけるものです。予防注射はおっしゃるように、怪我をしてから注射しても効果が少ないのですが、抗毒素の注射は怪我をしてから注射するものですので、意味があります。両者を併用する治療法もありますので、1年後というのは、今後のことも考えた予防注射かもしれません。
詳細は注射を受けている先生に聞かれるのが良いでしょう。破傷風もですが、ガス壊疽という嫌気性菌(酸素を嫌うバイ菌で刺し傷で問題になります)も注意が必要です。一般の外科よりは手であることから整形外科や形成外科の治療範囲と言えますので、悪くなるようでしたら、早いめに整形外科か形成外科を受診なさることをお勧めします。良くなるようでしたら、もちろん、問題ありませんが。