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自律神経失調症でメイラックスを服用しています。

相談: (66歳 女性)
160.5cm 47kg 排便普通 閉経しております。昨年春、発熱を伴う風邪が一週間続きそれがきっかけに、体調を悪くし、食欲もなく体重は4kg減りました。以後息苦しさ、動悸、背中がつらい、等々、血圧(最低血圧90以上)が高く自律神経失調症として今、メイラックスと血圧の薬プロプレスを服用しています。自律神経の症状と思われる時は起床時に排便したくなり、最近は足がガクガクするように感じます。性格は完璧主義、小心者です。

自律神経失調症になるメカニズムを教えていただきたいと思います。又、服用している薬は治療にはならないように思うのですがいかがでしょうか。
回答:漢方科 教授 松橋俊夫
身体的な異常所見がないにもかかわらず、いろいろな症状が出てくる場合に、西洋医学では自律神経失調症、更年期障害、不定愁訴症候群などといろいろな病名がつけられます。個人差があるにしろ壮年期から老年期に移行する時には体の状態に変化をきたしてきます。安定した老年期への移行期に入っておられるかと思われます。

特に性格の面でいいますと、完璧主義の方が体力がやや衰えてきたにもかかわらず、以前と同じように整理整頓を重視して働いていますと、体力がそれについていきません。そこであまり無理をしないように、不定愁訴という形で体が信号を出し、あまり無理をしないように警告してくることがあります。これらの症状に対してトランキライザーを使用することは、症状を軽くするかもしれませんが、根本的な治療とはいえません。さらに怖いのは、トランキライザーに対して習慣性となり依存傾向に陥ることがよくあることです。また血圧を下げる新薬もどうしても必要ならやむをえないのですが、安易に常用しない方がいいかと思います。なお更年期障害にある50歳代、60歳代の女性によく使用する漢方処方は温清飲(ウンセイイン)ですが、息苦しさ、動悸、背中がつらいといった症状から炙甘草湯もいいかもしれません。時に応じて合う処方を決めていくには漢方医学の専門家の立場からきちんと診断していただくのがいいかと思いますが。
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