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扁桃腺除去手術の方法について教えてください。

相談: (40歳 女性)
はじめまして、高2の男の子の母です。生後3ヶ月頃から喘息になり、幼稚園前よりスイミングに通わせたり、体質改善の薬を飲んだりと、いろいろしてきました。

小学校に入ってから、だんだんと発作もおこさななり、まずはひと安心だったのですが、今度は学校検診の度に扁桃腺肥大と言われ、年に何回かは熱を出すことがありました。

つい10日程前、又39度2分の熱を出したばかりです。扁桃腺肥大の為いびきもかきます。まだ学生ですが、社会に出てから悩まされるのでは大変だと、本人も考えているようです。扁桃腺除去手術について、どのような方法があるのか詳しく教えて下さい。
回答:耳鼻咽喉科外来手術科 教授 西城 隆一郎
ご質問にお答えします。
 
扁桃腺の手術が必要なのは主に以下の3つの場合です。

1.炎症を繰り返す場合(少なくとも年3〜4回以上)
2.扁桃腺肥大で睡眠時無呼吸症候群、摂食障害などが出る場合
3.病巣感染症といって扁桃腺が原因で全身に病変が出現する場合

実際に診察させていただいておりませんので、はっきりしたことは言えませんが、上の3つのうちどれかに当てはまれば、手術をお考えになったほうがよろしいかと思われます。

手術については、扁桃腺摘出術といって扁桃腺の被膜(扁桃腺は目に見える部分の奥にも膜に囲まれた部分がある)に沿って剥離(はがすこと)して摘出することが一般的です。麻酔は全身麻酔、局所麻酔のどちらでも可能ですが、最近は全身麻酔の症例が多いようです。入院は7〜10日ぐらいが一般的と思われます。

最近は、コブレーターという高周波電流を出す装置を用いて扁桃腺を縮小させる手術が行われることがありますが、重症例にはお勧めできません。日帰りまたは1泊入院で行われることが多いようです。始められて間もない手技ですので、効果についてはコンセンサスが得られていません。私が経過を診させていただいた症例については、経過良好のようです。

扁桃腺の手術は炎症を繰り返すたびに癒着(周りの組織と硬くくっつくこと)が強くなり手術が難しくなり、出血などの合併症の頻度が増えます。そのため早めの手術がよろしいかと思われます。お役に立てましたでしょうか。また何かわからないことがありましたらご質問ください。
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