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手首切断、再接着術を受けてリハビリ中です。

相談: (30歳 女性)
初めまして。私の知人の事で相談したくメールしました。37歳男性です。仕事中、断裁機で右腕をはさまれ、手首から上10センチあたりで完全切断。3時間半後より再接着術11時間かけ終了、輸血量は4000ccでした。約2ヶ月経過しリハビリ中です。整形の先生より骨はくっついてきているということです。

やはり彼は仕事復帰について心配しています。今はなんとか自分の意思で指が少し動く程度なのですが、物をつかんだりするのにはどの位の日数がかかるのでしょうか。また、痛みが強く頓用でボルタレン内服しているのですがあまり効果ない様子。この痛みはどの位続き、それまでどのような対処をしたら良いのでしょうか。
回答:外傷科 教授 土井 秀明
切断端が鋭利に切れたか、挫滅したかで経過は大きく変わります。切断部が手首から10cmというのは微妙なところですね。要するに腱と言われるスジが筋肉に移行する付近ですから、再接着後の機能に大きな影響が出るところです。

やはり、実際に手術を行った医師がもっともよく分かっていますから、そちらの意見が確実ですが、一般論としては、今後複数回の手術が必要になると言えます。腱の癒着剥離や場合によっては腱の移植や移行術等で手の機能を再建しなければなりませんし、手自体の神経の再生状況によって手の中にある筋肉の再生状況も変わってきます。神経の再生は通常、1日1mmと計算しますから、指先まではざっと1年かかると考えて下さい。まずは、リハビリをしっかりと頑張って、経過に応じた手術が必要と言えます。切断側の手を利用できるのは、数年かかるつもりでいる方が良いでしょう。

痛みに関しましては、ペインクリニックでご相談なさってはいかがでしょうか。手の血流を高める意味でも、星状神経節ブロックという方法や頸部硬膜外チュービングというやり方があります。前腕切断を扱える病院ですから麻酔科医がいるはずですので、主治医とご相談なさってみて下さい。
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