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甲状腺亢進症にチラーヂン50が処方されました。

相談: (37歳 女性)
甲状腺亢進症(バセドウ病)と言われ薬をもらいました。チラーヂン50(朝食後に1錠)1ヶ月分3ヶ月程度たった段階で再度検査をして様子をみるということです。投薬は正しいのでしょうか?この薬は甲状腺機能障害の場合に用いるようなのですが、問題ないのでしょうか?
回答:甲状腺科 教授 宮下 和也
少なくとも、診断名に対して薬剤が不適切です。チラーヂンS50は甲状腺ホルモン T4 ですので、甲状腺ホルモンが不足している場合に投与するのが原則です。

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰なっていますので、薬剤で治療を行なう場合には、甲状腺ホルモンの合成を抑える抗甲状腺剤(MMIメルカゾールやPTUチウラジール・プロパジール)の投与を行ないます。

甲状腺機能亢進症に対して、チラーヂンS50のみを投与するのは、誤りです。なお、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の診断が誤っている可能性もあると思われます。

担当医から納得の行く説明がない場合には、甲状専門の他の医師の診察をお受けになることをおすすめします。
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