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セックスの際、オーガズムに達しません。

相談: (38歳 女性)
セックスの際、オーガズムに達しません。私自身はかなりの快感を感じるのですが、パートナーが「とても、敏感で、よく濡れるのに、オーガズムに達しないのはなぜか?」と不思議がります。彼の話では「膣が痙攣しないから達してない」のだそうです。確かに本ではそう書いてありますが…。私は不感症なのでしょうか?痙攣はしませんが、性交時には上り詰めていくような感覚とそれが頂点に?達すると同時にパートナーが驚くほど濡れるのですが…。なんだか演技をしているように思われているようで、気になってプレッシャーを感じます。
回答:女性の性と健康科 教授 菅 睦雄
女性の性反応はより多彩で巧緻に焚けていると一般的にいわれています。そしてその表現系も、女性によって多種多様と言われていますし、その状況に応じても異なっているといえます。女性の性反応は、性的に興奮してくると男性と同様に陰核(クリトリス)が勃起するという興奮相に始まります。その興奮相が昂じてきますと性的快感が安定した平坦期に入ります。その快感が極みに達しますとオーガスムという極致感をもたらします。いわゆる腟が絞まるという現象で、肛門括約筋の律動的収縮により0.8秒の間隔でオーガスム隆起は5-10回反復して収縮が繰り返されるのです。ご指摘されてます腟の痙攣とでも表現するのでしょうか。と同時に子宮は小骨盤から大骨盤に上昇し腟腔奥にテント形成をもたらし、後腟円蓋部は大きく膨らみ、射出された精液に満たされ精液プールの中に首を突きこむような運動を繰り返します。この子宮の運動現象が女性にしか理解のできない極致感(エクスターシ)といえるのです。言い換えるなら、全身に響き渡るものと考えてください。

ところで今回、ご指摘されていますケースでは、エクスタシーに達すると驚くほど濡れるとありますね。これは、男性にある前立腺と似たようなもので、傍尿道腺(スキーンの腺)というのがあります。そこからの分泌物で尿とは異なる、透明なさらっとした液体が大量に放出されることがあります。いわゆる潮吹きと総称しているものですね。これによって、肛門括約筋の繰り返される収縮現象が起きていても、この液体でマスクされパートナーにとって腟痙攣を感じさせなくしているのではないかと考えます。パートナーのオーガスムに対する思い違いではないかと考えます。これは女性がまさに最高のエクスタシーを得ている一つの現れであり、何もプレッシャーを感じることではないと考えます。
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