相談:
(35歳 女性)
父のことでご相談します。父は現在70歳です。30年ほど前に糖尿病を発病し、20年前から依存型ということでインシュリンの注射をしています。合併症として、昭和58年に両眼に眼底出血があったため、レーザー治療と白内障手術を受けています。また、昭和62年に神経障害から閉塞性動脈硬化を起こし、しもやけが原因で左足先が壊死し、左膝下10センチの所から切断手術を受けています。その後は特に大きな合併症はなく過ごせていたのですが、今回魚の目が原因で、健側の右足第4指を切断する予定になりました。今回壊死はしていないようなのですが、骨が見えるところまで傷が深く、今後の壊死を避けるために手術を受けるとのことです。
全身的に動脈硬化も進んでおり、腎機能などは半分近くまで落ちているので、もう少し症状が進行すると透析を受けなければならないかも、ともいわれています。前置きが長くなりましたが、ご質問です。
1.今回の手術で、外科では今週の12日に入院し、翌日の13日には手術をといわれているようですが、糖尿病の場合、入院後内科でインシュリンなどの調整をすませてから手術した方がいいのではないかと思うのですが、いかがですか?(前回左足を切断したときはそうでした。今回も同じ病院での手術です。)
2.いつも内科の診察を受けている病院での手術ですが、内科の主治医や外科の執刀医の先生とどのような打ち合わせをしておけばよいでしょうか?患者の家族として、確認しておくべきことや質問しておかなければならないことがあれば具体的に教えて下さい。
3.麻酔を手術ではしますが、麻酔によって腎機能や、肝機能への悪影響はないのでしょうか?どのような麻酔が一般的におこなわれますか?
4.術後のリハビリはどのようなものになりますか?また、退院後の生活ではどのような点に気を付けていくことになりますか?特に足のケアについて教えて下さい。
父も年齢や病気のことをあわせても先の寿命には限りがあると思います。今回手術は成功しても、透析を受けなければならくなったり、寝たきりになってしまっては意味がありません。家族としては父のQOLを一番に考え、納得のいく医療を受けさせたいと思います。アドバイスをよろしくお願いします。
こんにちわ。お父様はかなり糖尿病の合併症が進展しています。ご質問にはかなり難しい問題がありますが、まず、インスリンでのコントロールができていれば、手術の数日前でも入院は可能でしょう。
主治医がいるのですから、相談ですみます。手術に関しては、リスクが一般の患者さんよりは大きいのでそういった説明があると思います。麻酔は全身麻酔と思いますが、外科医に確認が必要です。手術によってリハビリは必要だし、手術による腎機能の悪化も考えられます。予想は難しいですね。
でもいま一番何が必要かで判断するのが大切で、意識もあり、判断もできない状態でないのなら現状での最善策をとることが一番と思われます。足のケアは感覚障害と血行不全があると思われます。清潔さを保つこととけがを注意することでしょう。