相談:
(36歳 女性)
父のことでご相談します。昨年12月に胃の不調から検査をしたところ今月頭に食道と胃にガンがあると言われました。食道がんはほぼ胃の入り口にあるそうで腹部食道がんだそうです。
胃は向かって右側の真ん中当たりに4cmほどと思われるガンが見つかりました。とりあえずCTと超音波の検査の画像からはリンパ節、またほかの臓器へのガンは見あたらないそうです。
そして下のほうの食道と胃をすべて切除する手術を受けることになりました。今の所本人は食欲もあり元気に見えるのですが、胃をすべて取ることで今後の体力が心配です。出来れば少しでも胃を残せないものでしょうか?また食道がんは治癒率も低いこと、手術中の事故など心配の種が山積みです。何か返事をいただけたら嬉しく思います。
二つの癌が連続したものなのか、別個のものなのかは組織学的検査から判定されたのだと思います。食道のものが扁平上皮癌なら間違いなく別個のものでしょう。食道の方も腺癌だと胃癌との区別が容易でなく、胃癌の食道浸潤の可能性も高くなります。
いずれにしても治療としては胃全摘、下部食道合併切除になります。胃を残すことはできません。術後経過が順調なら、通常、ほぼ普通の生活が可能だと思います。もちろん食事の摂取の仕方など、指導を受ける必要はあります。それは当然その病院でなさるでしょうから、今はまず手術を受ける覚悟を決めて、担当医と進行度、切除の可能性、他臓器の合併症の有無などについてよく話し合うことです。