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子供の鼻水が続いています。

相談: (34歳 女性)
5歳の子供です。2週間ぐらい前からですが、鼻水のことで相談します。透明と、奥のほうは黄色(緑ではなく茶色に近い)の鼻汁がずっとあります。鼻風邪かなと様子を見ていたのですが、明け方になると鼻づまりなのかいびきをかいて、息苦しそうなので気になっています。

症状は、くしゃみはなく、鼻水がたれてくるというより、鼻つまりの感じです。熱もありません。父親が花粉症で、結膜炎と鼻炎があります。子供でも花粉症があるのでしょうか。
回答:耳鼻咽喉科 教授 砂山恵子
子どもでも花粉症はありますがまず耳鼻科に受診ください。

【赤ちゃんの鼻が詰まる その1】

赤ちゃんの場合ほかに病気らしいものもなく食欲もある。熱もない。遊び回るのに鼻づまりだけ治らないということもあります。鼻つまりに関すると家でなかなか治せないことも多いです。その時は耳鼻科で鼻水の吸引に行かれたらいかがでしょうか。

粘っこい鼻水が固まるように鼻の奥にたまったら家庭ではとれないでしょう。一度耳鼻科に行って吸引して鼻水を取るだけでもちがいます。つまり奥の粘い鼻水は、家庭や薬だけでは、溶かせませんし、取れません。

よく鼻を洗う人もいます。しかし、逆にこれをすると、デリケートな子供さん、赤ちゃんの場合、鼻の中の細胞の表面の、顕微鏡でみえるくらいの細かい線毛 (せんもう とよびます)という組織を痛めることもあります。そういう細かい所は大切な鼻の中のウイルスや細菌などや異物を排除する組織です。見た目には鼻洗いは一見いいように思いますが、後鼻の粘膜が痛みなかなか治らないこともあります。また後に書いたアレルギー性鼻炎の外物(ほこりなど)の排除には線毛とか鼻の粘膜の細胞がしっかりしてないといけないのですが鼻を頻回に洗うことは、あまりこういうことで好ましい事ではありません。

耳鼻科で鼻水を吸引で取るのは、非常に効果があるので一度耳鼻科に回られて吸引だけでもされたらいかがでしょうか?もし3歳以上で可能ならネブライザーという鼻に薬を吹き付けることをするともっと鼻粘膜がきれいに修復されます。また場合によっては飲み薬も出します。

それではまず、鼻水だけの出る疾患を挙げるとしたら・・・・・乳児の慢性鼻炎もしくはアレルギー性鼻炎です。アレルギー性鼻炎はもう生後数ヶ月からあります。これは私の病院ではお子さんの鼻水を取って全員を調べています。また生後まもない、あるいは1歳以下なら、病気がなくてもは温度の差とか乾燥だけでも鼻が過敏になります。(もともとアレルギー性素因をもってなくてもです)

粘っこい鼻水はなかなか家庭では取れません。が一度耳鼻科で吸引して帰宅したら、鼻水が水っぽくなって口で吸いやすくなります。後は家庭ではなるべく器械の鼻水吸い器でなくてお父さんお母さんの口でお子さんの鼻を両方一度に覆うようにしてすっと瞬間的に吸い取ってあげてください。市販鼻水吸入器もあまり使いすぎるとついつい鼻の奥に押し込んで鼻粘膜を痛めてしまうし、きちんと使いこなすにはこつも必要ですし、何より鼻水が粘っていたらなかなか器械では吸えないものです。 耳鼻などには慢性化しやすい病気とか、あるいは気が付かない病気が乳児には多いのです。たとえば急性中耳炎とか滲出性中耳炎などです。これらは早期発見早期治療で慢性化を防ぐという意味もあります。鼻水と耳垢を確認するという軽い気持ちで耳鼻科に行かれてはいかがでしょうか?耳鼻科では子どもさんが来ると必ず耳鼻喉も見ます。耳アカも取ります。
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