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仕事がハードで朝が起きられません。

相談: (26歳 男性)
ここ2〜3ケ月間、仕事が多忙でもあるが朝、まともに起きれない。仕事は、肉体・精神的にも負担は以前に比べ増加している。帰社時間は平均12時で、帰宅後は食事のみですぐに睡眠を取る。実質5〜6時間程度睡眠時間はあるが、朝ほとんど起きれない。以前は夜中に度々目が覚めていたが現在は熟睡している。

目覚まし時計を増やしてみたが効果は薄い。朝 起きるのは気合だと 上司に釘をさされている状態。今の状態が継続すれば解雇の可能性も高く、転職しても朝起きれないのであれば意味が無い。朝、爽快に起きれるメカニズムがあれば御教示下さい。
回答:睡眠障害科 教授 粂 和彦
「朝、起きるのは気合いだ」というのが、まあ、ちょっと時代錯誤的なコメントではありますね。帰宅時間が12時だということだと、それから2−3時間は、神経が休まりません。ですから、本人はしっかり眠ったつもりでも、神経が休まるのは、ほんの2−3時間しかないことになります。ですから、その分の過労が貯まり、起きにくくなっているのでしょう。

残念なんですが、睡眠不足に対する最高の治療は、睡眠をしっかり取ることしかありません。気合ではありません。例えば、1日1600カロリー必要な人が、1400カロリーしか食べないで、毎日、空腹を抱えていて、年々、やせ細っていったとして、「やせるのは、気合が足りないからだ。気合を入れていれば、1400カロリーでも、大丈夫なはずだ」と、その上司は言うのでしょうかね・・・ちなみに、週末の寝だめは、ある程度、できる人もいますが、体質により、ほとんどできない人もいます。

また、仕事の大変さや緊張度により、必要な夜の睡眠時間の長さも変わります。同じ例で言えば、ハードな肉体労働をすれば、1800カロリー必要で、軽い仕事なら、1600で良い、というのと同じで、睡眠は、体力ではなく、緊張やストレス、脳の使い方に比例して、たくさん必要になります。
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