相談:
(36歳 女性)
5,6年前両目が突出し出し、体調も不良だったのですが、忙しくて医者に行かぬまま、症状も改善したのでそのままにしました。最近心臓がたまに波打つような感覚を覚えたり、心臓を捕まれているように痛かったりすることが多くなり、また左目が少し出てきたようなのです。元々腫れぼったかった上まぶたが両方ともくぼんでしまったり、しょっちゅう動悸がしたり、集中力が極端に低下し、疲れやすく、また、暑さに異常に弱くなりました。
反対に、昔は冷え性で冬が苦手だったのに、最近は寒さには強くなり驚いています。体重は1年前より4キロほど減少しました。めまいなどもあり、町の内科に行ってみたのですが、甲状腺に触れたところ腫れてはいないようですとしか言われませんでした。甲状腺機能障害に関してはあまり得意でなかったようで、症状を言ってもあまり取り合ってもらえませんでしたが、調べてみると、どうも症状が甲状腺機能亢進症に近いような気がするのです。甲状腺の専門医に診てもらうべきでしょうか。
ご質問の症状(眼球突出・動悸・暑がり・体重減少など)は、バセドウ病の特徴的な症状に一致します。バセドウ病は、免疫の異常(自己免疫反応)による甲状腺機能亢進症であり、甲状腺機能亢進症の大部分を占めます。
甲状腺の専門でない医師が、甲状腺を正確に触診することは、非常に困難でしょう。ですから、甲状腺を専門とする医師の診察を受け、検査してもらうほうが良いでしょう。