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上半身がほてり、汗っかきです。

相談: (72歳 女性)
72才145cm49kg 20年来の上半身のほてりと汗っかきの悩みについてお教え頂きたくお尋ね致します。

当初は更年期障害として通り過ぎるのを期待していたのですが未だに冬でもちょっとの急ぎ足歩行、あるいは通常歩行10分余りで上半身殊に頭から首筋にかけて大汗をかき肌着を替えなければ居れない状態になります。掌にはかきません。性格的にはのんびりやですが反面気配りと緊張もしやすく精神的に焦ったりするとドット汗が出るタイプです。特に悩み事がある訳でもないのに不眠症状が続いています。

最近の2年間は心臓弁膜症でワーファリン(一般名:ワルファリンカリウム)を服用するようになりましたが循環器科では多汗との関連は無いと言われました。ご多用中恐縮ですが漢方治療のヒントが頂ければ幸いです。
回答:漢方科 教授 松橋俊夫
上半身のほてりと汗っかきが長年続いていることからのぼせが起こりやすいのであろうと思われます。黄連解毒湯のような体を冷やし気を下げる作用のある漢方薬が必要かと思いますが、年齢を考慮して、上半身を冷やしながら同時に下半身を暖める作用のある温清飲あたりがまずは効きそうです。不眠にも効果があります。

多汗には防己黄耆湯も効くかもしれません。漢方治療は体全体を整えていくことによって特定の症状をなくしていきますから、体の状態に応じてきめ細かく選薬していくことが必要です。正確な漢方医学的診断を下していくことによって効果が上がってきます。出来ることなら漢方専門家(医師または薬剤師)に相談されることをおすすめします。
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