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アレルギーと膠原病による免疫異常について

相談: (27歳 女性)
お尋ねしたいことが専門分野と違っておりましたら申し訳ございません。現在、原因を特定できない症状がいくつか出ており、すでに各科を受診済みです。血液検査をしても、異常が見つからなかった以下の症状について、本日ようやくそのうちのひとつの原因がアレルギーによるものとわかりました。

膠原病は免疫系の病気と聞いていますが、アレルギーに関連してそういった症状が出る可能性はあるのかどうか教えていただけませんでしょうか。

・現在の症状
1.運動は週に2回行っていたにもかかわらず、半年前から慢性の腰痛と筋肉痛があり通院するも効果なく、2ヶ月前の運動直後に激痛に変わってぎっくり腰と診断されたが、現在は再び継続的な腰痛と筋肉痛、膝などの関節痛が続いている時々手首や足首の関節も痛い
2.小さい頃から時々あった気管支喘息が最近ひどくなった
3.春から夏にかけて原因不明のじんましんが出、この時期に外出すると全身にだるい感じ(筋肉疲労?)が残って集中力が低下する

・診断
1についてはヘルニアの疑いもあったがMRIでは異常は見当たらず、原因は不明のままなので、痛み止めを飲みながら経過を観察している
2と3については皮下テストでカモガヤとダニに明らかに陽性のアレルギー反応が見られ、スギとハウスダストにも反応があるため、アレルギーによる気管支喘息とアトピー性皮膚炎と診断された。

原因がわかってみれば、確かに思い当たることがいくつかありました。じんましんが出た後は全身がだるく、身体が疲れきっている感じがします。特定の物質に対してアレルギーがあるということがこの年になってようやくわかったものの、最近の慢性的な腰痛と体力低下に不安を感じています。血液検査で膠原病としてにひっかった項目はなかったのですが、アレルギーによる免疫異常と膠原病による免疫異常はどのように違うのでしょうか?筋肉に痛みが出ることが免疫異常に関係している可能性はあるでしょうか。もしあればどのように調べたらよろしいのでしょうか。よろしくお願い致します
回答:リウマチ膠原病科 教授 後藤 眞
ご質問お寄せいただきまして有り難うございます。アレルギー反応も免疫反応の一つで方向性は違いますが、大きな意味では同じ分野と考えても良いです。

1.については、現在の方針でよいように思われますが、週2回の運動はどの程度の運動かによりますが、痛みが治まるまでお休みするのが良いと思います。単に無理な(あなたの体力に比して)運動をしているためである可能性もあります。
2.2,3はアレルギー体質という同じ原因で、原因がスギやハウスダストというありふれたものですので、抗原の感作療法(原因になっているスギやハウスダストの薄い液を何回か注射)によってかなりよくなることがあります。
3.稀なケースとして、喘息と膠原病がいっしょになったウエゲナー肉芽腫症などでは、あなたのような症状が出ることがあります。この病気は、血液の抗体検査などのよって診断されることがあります。いずれにしても、このケースは稀です。
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