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側頭動脈炎における視力の回復とステロイド投与について(その1)

相談: (42歳 男性)
71歳の男性(父)ですが、側頭動脈炎と診断され、ステロイドを投与中です。文献によると、この疾患はできるだけ早期にステロイドを開始すると治癒率(視力回復)は高いとあるのですが、投与前より認められていた視力障害(明るさを感じる程度)は回復しておりません。現在ステロイド漸減中なのです。

今後視力の回復は期待できるのでしょうか?またステロイドの内服はいつごろまで必要でしょうか?現在は右目だけなのですが、左眼の視力については大丈夫でしょうか?ステロイド以外に治療法はないのでしょうか?以上宜しくお願い致します。
回答:リウマチ膠原病科 教授 後藤 眞
ご質問有り難うございます。お父様のご病気大変心配だと存じます。側頭動脈炎は、老人に好発する失明する可能性のある膠原病です。

大量のステロイド以外で有効性の知られている治療法はありません。ステロイドも症状を見ながらですが、2年程度は使用することが多いです。患側の反対側の視力障害は稀ですが、進行した視力障害の快復は一般的には困難だと思われます。
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