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男性のリウマチ治療薬服用が妊娠に影響しますか?

相談: (36歳 男性)
関節痛でアメリカの病院を6ヶ月前に受診しました。種々の検査をしましたが病名は未だ分かっていません。現地のドクターから3つの薬を処方されております。
1. plaquenil(400mg/day 内服期間6ヶ月)
2. celebrex (400mg/day 内服期間5ヶ月)
3. predonine (5mg/day 内服期間2ヶ月)
今後第2子を予定しておりますが、男性がこれらの薬を内服していて胎児への影響(奇形児出産の危険)はあるのでしょうか。妻は薬を飲んでおらず健康体で、第1子は正常出産(私は何も飲んでいなかったときの子供)です。
回答:リウマチ膠原病科 教授 後藤 眞
ご質問をお寄せいただきまして有り難うございます。処方されている薬剤から類推しますと、現地の医師は、慢性関節リウマチと診断したようです。この3種類の薬剤は、米国では、慢性関節リウマチの治療としては、最も安価で、標準的な組み合わせです。薬ですので勿論、副作用はありますが、処方された量は通常のものであり、重大なものはなく安全です。子供にも影響はないといえます。一般的に治療薬が男性の生殖機能に影響を及ぼすものは大変稀だと考えて結構です。

ちなみに、
1.plaquenilは、クロロキンと呼ばれるマラリアの特効薬ですが、日本以外では、リウマチの薬として最もポピュラーです。しかし、かって日本では、クロロキン網膜症という失明になる副作用が出たために、マラリアの予防だけにしか使用が限定されてしまいました。そのために、日本のリウマチの専門家でクロロキンを使ったことのある医師はいません。
2.cerebrex:最も新しい痛み止めです。胎児への影響はありません。
3.predonine:副腎皮質ホルモンです。胎児への影響はありません。
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