相談:
(57歳 女性)
はじめまして。どうぞ宜しくお願い致します。ここ数年物覚えが悪くなったような感じがして、家族にも指摘を受けることがあります。最近「ボケ防止にはイチョウ葉が効く」といった記事などをよく目にしますが、効果のほどは如何なものでしょうか?
良ければ飲んでみたいと思うのですが、私には心臓病があり、現在はワーファリン(一般名ワルファリンカリウム)を服用中です。その他には特に身体の異常は無く健康体そのものです。お忙しいと存じますが、ぜひご回答頂けますよう宜しくお願い致します。
年齢とともに物覚えが悪くなっていくのは、ごく普通の老化現象です。それがどの程度かによって痴呆症という病気の段階かどうかをはっきりさせておく必要があります。ご心配なら一度痴呆の専門医を受診して下さい。
ご質問のイチョウの葉についてですが、欧州諸国ではその抽出エキスが医薬品として認可されていますが、日本ではまだ医薬品として認められていません。動脈硬化、脳梗塞、脳卒中、心臓病などの血管性疾患や、老人性痴呆症、アルツハイマー病などに効果があるといわれております。
イチョウの葉の主成分はギンコライドとフラボノイドという物質です。ギンコライドは血小板が固まるのを抑制して血液の粘度を下げ、フラボノイドは毛細血管を拡張して血行を促進し、心臓の血流量を増やす作用があるといわれております。
民間薬であれ、漢方薬であれ、誰にでも同じように効くとはかぎりませんので、自分の身体の変化を十分観察しながら注意して使用して下さい。