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no.080424007921

肺癌手術後の健康診断で「右肺尖肺のう胞(判定:日常生活に差し支えなし)」との結果でした。

相談: (36歳 男性)
こんにちは。1年程前、健康診断の肺CT検査で、「右肺尖すりガラス状陰影」の所見を受け、再検査をしたところ、肺腺癌(約1cm)が強く疑われるとのことで、半年程前に胸腔鏡下で肺の部分切除手術を受けました。術後の病理検査でIA期の肺腺癌であることが確認され、現在は定期的な経過観察に移行しております。

前回の健康診断から1年が経ち、先日、また会社の健康診断を受けました。その結果報告書を見ると、胸部レントゲン(今回CT検査は行っていません)の所見に「右肺尖肺のう胞(判定:日常生活に差し支えなし)」との記述がありました。肺癌手術後の経過観察でもCT画像に大きな手術痕が写っていましたが、今回のレントゲンの所見は、その手術痕によるものということはないのでしょうか?また、肺のう胞というのは健康診断の所見にあるように、そのままにしておいて差し支えないものなのでしょうか?

実際のレントゲン写真を見ないでのご判断は難しいかとも思いましたが、出来ましたらば先生のご意見をお聞かせください。お願い申し上げます。
回答:呼吸器内視鏡外科 教授 狭間研至
胸腔鏡で、病変部を切除しておられるので、おそらく、自動縫合器という機械を用いられていると思います。肺を切除した線上には、嚢胞ができることがしばしばあります。術前に、喫煙習慣があった方には、できやすい傾向にあります。

ですので、術後の変化と考えてさしつかえないかと思いますし、嚢胞そのものは、経過観察で問題ないケースが多いです。所見でも、日常生活に差し支えなしと書かれているので大きなご心配はないかと思います。

年に1回の健康診断は継続しつつ、主治医の先生にも、その結果は一度お伝えになり、ご相談されると良いと思います。ご参考になれば、幸いです。お大事になさって下さい。
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