相談:
(48歳 女性)
79歳の父のことで相談します。
平成16年ペースメーカー装着。
平成17年9月に咳・痰の症状があり、CTとレントゲン検査の後、気管支鏡検査を実施したが、病名がはっきりしませんでした。(炎症反応無し)
平成18年1月肺炎(炎症反応有り)で入院治療。肺の曇りが少し薄くなり、2週間程度で退院しました。
同8月血液検査でKL-6が4300、肺サ-ファクタントプロテインDが1430を示しました。
同9月に再度気管支鏡検査を実施し、間質性肺炎と診断されましたが、原因が特定できませんでした。そのため治療せずに毎月レントゲン・血液検査を行いながら現在まで様子を見ています。
ところがここにきて胸腔鏡下肺生検を行うことを勧められ実施する予定になっています。しかし父は高齢であり、ペースメーカーを装着している状態です。それに加え先生からは全身麻酔による肺炎の悪化、手術中の急変等の話を聞き、生検を受けた方がいいか迷っています。アドバイスをお願いします。
別の先生に電話で問合せたところ剥離性間質性肺炎ではないかと言われましたが、父は30年前に喫煙を止めており、今ひとつ納得できません。よろしくお願いします。
間質性肺炎の診断には、肺生検が必要になります。以前は、小開胸でおこなっていたのですが、最近では、まずは胸腔鏡で行うことが多いと思います。
全身麻酔による処置になりますが近年の麻酔技術・理論の進歩によって高齢者の方やハイリスクの方にたいしても、基本的には安全に行えるようになってきました。しかし、もちろん、リスクはあります。感染症や急性増悪による急変の可能性は念頭に置いておかなくてはなりません。
種々のリスクとベネフィットを勘案した上で、考えて行かなくてはなりませんが、ポイントは、今後の治療方針の選択に、今回の肺生検が必須かどうかだと思いますが、このあたりを、主治医の先生によくご相談になってみることが良いのではと思います。ご参考になれば幸いです。お大事になさってください。