相談:
(41歳 男性)
こんにちは、初めてご相談します。私の友人(女性35才)は体育会出身ということもあり今まで病気もほとんどしたことがありませんが、先日の定期検診で異常が見つかりました。本人は相当ショックを受けており、再検査の前にどのようなものなのか知りたく相談しました。
症状は「右肺尖部(せんぶ)気道病変・COPDとその周辺ブラまたは嚢胞(のうほう)影左下肺野肺内病変線状・索状影」とありネットで調べましたがよくわかりませんでした。彼女は不規則な勤務体系でハードに働いております。お忙しい中基本的なことで大変恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
メールを拝見しました。ご心配の事と存じます。「右肺尖部気道病変・COPDとその周辺ブラまたは嚢胞影」肺尖部というのは、肺の一番頭側の部分ということです。喫煙者の場合や、職場や家庭で受動喫煙を長期にわたってうける場合などには、肺の組織が変化を起こして、嚢胞を作ってしまうことがあります。COPDというのは、慢性閉塞性肺疾患ですが、これも喫煙が非常に強く影響を及ぼす疾患です。
「左下肺野肺内病変線状・索状影」左の肺の足側に、線状の影や、少し太くなった索状の影があるということですが、ほとんどは、炎症性変化が瘢痕化したものです。昔、風邪をこじらしたあとや、肺炎の後などが、このような陰影を来すことが多いと考えられています。
健康診断では、双方とも一般的に見られる所見です。念のため精査を行いますが、大きさが大きくなっていかないかということを中心に経過を見て、大きくなってなければ1年に1回の健康診断を継続するということになります。
また、ブラやCOPD、また、炎症性の変化そのものは悪性化するようなものではありません。あまり、ご心配なさらずに、淡々と検査をお受けになるのが良いかと思います。ご参考になれば、幸いです。お大事になさって下さい。