相談:
(53歳 男性)
お世話になります。私の妻(51歳)の件でお尋ねします。今から6年前に急性肺炎になり入院しました。3週間集中治療室に入ってました。その後、呼吸器外科に転院し、翌日に狭くなった所を切除する手術を受けました。3ヶ月過ぎた頃に、再び狭くなってきたのでステンレス製の網目状になったステントを挿入して頂きました。
それから6年が過ぎ、ステントの網目から肉が盛り上がり、かなり狭くなっている状態だそうです。入院して、一度レーザで照射しましたが効果は一時的なものでした。肉が堅くなっているようです。来月に手術の予定です。その手術ですが、先生方も正直どのように手術をするか、迷っているようです。方法の一つは、狭くなっている所のステントの中央部分を切って、そこからシリコンのチューブを入れる手術です。私はステントをいじらないで済む方法がないものかと思っております。アドバイス宜しくお願いします。
メールを拝読しました。気管内挿管後の気管狭窄の症例は、その治療に難渋することがありますが、今回ご相談のケースもその一つではないかと思います。診察しておりませんの、あくまで一般論としてお読み頂ければと思います。メッシュの金属ステントの場合、メールに書かれているように、肉芽の増生がおこってしまう場合があります。
手術・処置のタイミングは、気管の狭窄がひどくなってきて呼吸困難が出てくるおそれが出た場合に行われるのが通例です。術式としてはケースバイケースになりますが、呼吸するルート(気道)の確保が確実にできることを最優先にします。金属ステントについては、肉芽が増生しているので、このまま留置していても炎症を引き起こしさらに、肉芽の増生につながってしまうと思います。主治医の先生とよくコミュニケーションをとり、分からないところ不安なところは率直にお尋ねになることも大切です。ご参考なれば幸いです。お大事になさって下さい。