相談:
(37歳 女性)
肺を患っている母のことで相談してきました者です。先日、一時帰国し、母親の2度目の呼吸器科での診察に同行しました。病名は、3年前と同様、非定型抗酸菌症と診断され、2週間クラリスを服用しました。その後の診察時に撮ったレントゲンでは、陰がわずかに薄くなってきているものの未だ残っているので、あともう2週間クラリスを飲んでみるよう処方されました。咳はほぼ止まったので咳止めの薬は無くなりました。
1.非定型抗酸菌症の一般的な治療方法と予防策があれば教えてください。
2.この病気が悪性の病気に発展することはありますか。
3.2週間前の発症時、瞼がお岩さんのように腫れましたが、その時は眼科で処方されたステロイド軟こうを塗りましたら腫れがひきました。が、また腫れてきたようです。これは肺の中の菌が関係していることは考えられますか?前回のメールで触れられたクインケ浮腫を疑った場合は、皮膚科に診てもらうべきでしょうか?
4.以前、お聞きしたかもしれませんが、眼圧を下げる働きのベータブロッカーという目薬を母はさしているのですが、副作用で呼吸器に障害がでることもあるそうです。この非定型抗酸菌症が目薬の副作用として出てきている可能性はありますでしょうか。
お忙しいところ誠に恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。
1.非定型抗酸菌症の一般的な治療方法と予防策があれば教えてください。
一般的な治療法は、抗菌薬の服用になります。予防策としては、外出時のマスクの着用や 帰宅時の手洗いやうがいの徹底といった、一般的な注意事項の他に、過労やストレスをためすぎて 自分の抵抗力を落とさないようにすることが大切です。
2.この病気が悪性の病気に発展することはありますか。
基本的には、ないと考えられています。
3.瞼がまた腫れてきたようです。これは肺の中の菌が関係していることは考えられますか?皮膚科に診てもらうべきでしょうか?
直接の関係は薄いのではと思います。局所的な浮腫がひどい場合には、皮膚科の先生に診察していただくのが良いと思います。
4.この非定型抗酸菌症が目薬の副作用として出てきている可能性はありますでしょうか。
βブロッカーの場合、喘息の増悪などはありますが、感染症との直接的な関連は乏しいと思います。
ご参考になれば、幸いです。お大事になさって下さい。