相談:
(31歳 女性)
1歳10日の男の子、身長78cm、体重11キロです。夜中の授乳もまだしております。生後半年位から左ほほに、まだらになったような、形がはっきりしない薄茶色のあざが出て、形成外科の診断結果は扁平母斑。全身麻酔を使っての、Qスイッチ、ルビーレーザー治療になるそうで、受けるかどうか迷っています。
全身麻酔をするために前日は食事抜きになることに果たして耐えられる年齢なのか(まだ夜中泣いて起きたら授乳して寝かせております)レーザー治療後、やけど状になる治療箇所を寝ている間などに手でかきむしったりして逆にひどくなったりしないのかどうか、全身麻酔自体も1歳位でするにはあまり良くないのではないか心配です。早いほうが有効ではあると言われましたが、効かないこともあるというレーザー治療を受けさせるべきなのか、小児皮膚科の先生はどのような見解をされるのか、うかがいたくメールさせて頂きました、宜しくお願いいたします。
ご質問の件ですが、扁平母斑はレーザーに非常に反応しにくく、治療に複数回の照射が必要な色素異常です。しかし、早期にレーザー治療を行うと大きくなってからレーザー照射するよりも治療成績がよく、照射回数も少なく済む可能性が高いです。
ご質問の年齢から照射する機会が得られるのなら、大きくなってから照射を考えるよりも扁平母斑の色素を消退させるという目的に対しては理想的です。また全身麻酔ですがレーザーの治療自体が短時間で終わる処置なので麻酔の時間も非常に短くそれほど心配される必要はないかと思います。強く希望されれば局所麻酔(外用の麻酔)での照射も考慮してもらえる可能性もあります。
いずれにせよ、長く迷っていると「早期照射」の利点を失ってしまう可能性もありますので主治医の先生とよく相談されて処置されてはいかがでしょうか?
「早期照射」の利点
1.照射回数が少なくて済む
2.範囲が狭く済む(成長に合わせて面積拡大)
3.痛みをあまり感じない(乳幼児期は痛みを感じる神経の発達が不十分なため)
4.本人が意識する前に治療が終了する