健康診断で、尿酸-7,9・ALP-334・総コレステロール-223・LDLコレステロール-161、この数値がいつも高いです。足の親指の付根に強い痛みを感じ病院にいった所、痛風と診断されました。それが49歳のときです。それから薬を半年ぐらい飲み、止めました。と言うのは病院の薬をずうと飲みたくなく、自然の食べ物で抑えたいと思っております。
ただ、病院の先生がいったん痛風になると治らないので、薬で抑えるしかないと言われました。ほんとうですか?今、生姜湯がいいと聞き毎日飲んでいます。食事は、内臓類や卵類は出来るだけ食べないようにしています。酒は飲みません。タバコは1日6本程度です。後、毎日散歩を心掛けています。尿酸値を薬以外で下げる事は出来ますか?ご指導よろしく御願いします。
メール拝見しました。実際に診察を行ったわけではありませんので、メールでのお返事は一般的な健康相談の範囲とお考え下さい。高尿酸血症が続いていて足の趾に痛みが出たと言うことですと、すでに関節内に尿酸が溜まっていることになりますので、原則として尿酸降下薬による薬物治療が必要になると考えます。但し、今回が初回発作であり食事療法で改善が図れるのであれば、定期的に検査をお受けになりながら経過観察をして頂くこともあります。
その場合でも、血清尿酸値が8以上となってしまったり、再度痛風発作を起こすようでしたら薬物療法をお考え頂いた方が良いと考えます。高尿酸血症・痛風の食事療法についてご説明させて頂きます。
以前より、痛風(および高尿酸血症)には、プリン体制限食(プリン体というのは尿酸のものになる物質です)が取り入られてきま した。さらに最近の研究の進展により、高尿酸血症の成因に過剰なアルコール飲料の摂取や、果糖摂取、ストレス、激しい筋肉労働が高尿酸血症の外的要因として作用していることが明らかにされてきたため、摂取エネルギーおよびアルコール飲料の制限もプリン体制限と同様に重要視されています。
一般的に大豆などの豆類を除いた野菜類は、たくさん食べても良いと思います。納豆や1日に小さめのものを1パック程度、豆腐も半丁程度はかまいません。ご飯も食べ過ぎによるカロリー摂取過剰に注意すれば、プリン体含有量としてはあまり気にすることはないでしょう。
食べてはいけないもの(出来るだけ控える)と して、肉類、魚類の内蔵(レバー、丸干し等)、エビなどがあげられます。肉や鰹節、煮干しなどでとったスープにもプリン体が多く含まれますのでラーメンのスープも飲み干さない方が良いと思います。また、肉類(牛、豚、鶏肉はプリン体含有量について殆ど差はありません)やアジやサンマなどの干物類、イワシ、イカ、タコ、サンマ、カツオ、牡蠣などは食べ過ぎない方が良いでしょう。
これらのプリン体摂取の制限の他、前述したように過剰なアルコール飲料の摂取や、果糖摂取(菓子類、炭酸飲料、砂糖など)、ストス、激しい筋肉労働が外的要因として作用していることが明らかとなったため、摂取エネルギーおよびアルコール飲料の制限も痛風の食事療法の基本となっています。
以下の6点に注意して食事療法を続けて下さい。
1.1日に摂取する総プリン体量は300〜400mg程度とする。
2.1日の摂取エネルギーを守る。
3.各栄養素のバランスのよう食事をとる。
4.水分を十分取る。
5.塩分を取りすぎないようにする。
6.アルコール飲料は適量を守る。
特にビールはプリン体の含有量が多いためなるべくさけてプリン体カットの発泡酒か、焼酎やウイスキーなどを飲むように(但し、量が多いと尿酸値があがりますので、焼酎で1日1,2合、ウイスキーで1日水割り2杯程度として下さい)したほうが良いでしょう。またプリン体は水溶性であり調理法でも影響を受け、焼いたり、炒めたりではプリン体は食材に閉じこめられるが、煮ることによってプリン体を減少させることができます。一般的に、乾物類(干物や 鰹節、煮干し、干し椎茸など)は、プリン体が高いという報告が多いので注意して下さい。詳しくは
両国東口クリニックのホームページに掲載されていますのでご一読下さい。