ウィズ・メディカル・ネットワーク株式会社--女性のための医療情報サービス--、順天堂大学産婦人科 非常勤講師 中野 義宏

今何かと話題の内視鏡下手術。間違いなく非常に価値のある医療技術です。しかし、残念ながら医療事故など問題も起こっています。問題点は運用方法とコミュニケーション不足ではないでしょうか。人がやる手術ですから、医師による技術差は当然あります。差のでにくい比較的簡単な手術から、高い技術がなければうまくいかない手術もあります。高い技術が必要な手術ほど、医療者にとっては運用方法、患者さんにとっては医療の選択が必要かもしれません。また、限られた非常に短い診療時間で、「この先生なら何が起っても信用します」域まで信頼関係を作るのは非常に難しいのではないでしょうか。
婦人科内視鏡手術がもたらす恩恵を、「情報」というチャンスがなく、受けられない患者さんは多数いらっしゃいます。逆に少数ですが過大な期待で残念な結果となるケースもあります。一人でも多くの方が納得し、内視鏡手術の恩恵を受けられるお手伝いができればと考えております。