おおあみ泌尿器科院長 鈴木 文夫
自著「前立腺は切らずに治す」(小学館文庫)を刊行し、大変な反響でした。団塊の世代をはじめ、前立腺疾患で悩んでいる人は多いのではないかと思います。前立腺癌の早期発見・早期治療は大変な進歩がありました。前立腺肥大症についても、「EBM に基づく前立腺肥大症診療ガイドライン」が刊行され、治療の標準化が進みましたが、近年、過活動膀胱(OAB)という概念が認められ、それに対する新薬も出現しています。また、生活環境の変化に伴い若年層をはじめ、慢性前立腺炎で悩む人が多くなっています。
前立腺疾患科では、そうした患者さんや病院に行くべきか悩んでいる人にセカンド・オピニオンとして適切なアドバイスができれば幸いです。